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ワーキングプアになって気付いたこと

ワーキングプアになってみて気付いたことがあります。
ワーキングプアである今の状況がいいとは、間違っても言うことは出来ません。
「こんな状態は続けるもんじゃない」、「一日も早くここから抜け出さなければ」、「今なら、まだ以前の状態に何とか戻れるかもしれない」、これまで何回も同じことを思い、考えてきました。

しかし、私だけかもしれませんが、ちょっとした落とし穴があったのです。

ワーキングプアになって気付いたこと

ワーキングプアでいることへの慣れ

私が派遣社員として働くようになってら2年以上の年月が経過しました。
当初は、せいぜい1年位のつもりでいました。
それなのにいつの間にか2年以上も続けている。

それは、なぜか?

理由はたった1つ。
派遣社員でいること、ワーキングプアでいることに慣れてしまったからなのです。
はっきり言って、今の私の状況といえば、お金もなく貧乏で日々生活していくのがやっとです。
遊びなんてもってのほかで、毎日の生活にほとんど楽しみなんてありません。

以前であれば、趣味やお酒を飲みに行ったり、恋愛をしたりしていたのに今はその中のどれもありません。
趣味やお酒を飲みに行くのにもお金がかかりますし(世の中にはお金のかからない趣味もあるのは承知しているつもりではありますが)、こんな状態で恋愛なんてしたくもありません(もちろん相手があっての話ですし、変な見栄をはっているのかもしれません)。

普通に考えれば、そんな生活からは少しでも早く抜け出すために必死になって頑張るものなんじゃないか。
私もそう思っていました。
独身なのにも関わらず、若い時よりもずっと貧しい生活をするなんて耐えられないんじゃないか。

しかし、実際にはそうではなかったのです。
正確にいうと、100%そうではなかったということなのです。

30代半ばの割には、年齢に見合った責任のあるような仕事を与えられるわけでもなく、淡々と働いているだけでいい。
1週間先、2週間先、1ヶ月先の仕事の内容やすすめ方を考える必要もなく、時間がきたら家に帰る生活。
私にとっては、このことは精神的にとても楽だったのです、心地よかったのです。
その結果、もう少し、あともう少しと思っているうちにどんどん時間が過ぎていってしまいました。

ただ、単に私の意志が弱かったということも確かにあるとは思います。
しかし、多少なりともワーキングプアでいる人達の中にも同じ、あるいは似たような気持ちをいくらか持っている人もいるのかもしれない、そう思います。

これが、私にとって落とし穴だったのです。

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